★下記は、当時の状態を有りのままに表現するために
解説書のままに記しています。 ★40年も前のことなので"ビートルズ・デー"なるものが
今で存在するのかそれは、さだかではありません。
もし、あったら凄いことですね。
 "ビートルズ・デー" というのをご存じですか。そんな祝日はいつ出来たんだ、と仰せ有るでしょう。僕は(あるいは私は) "バレンタイン・デー" と恋人の"バースデー" しか知らない・・・ゴモットモ。

 "ビートルズ・デー" は2月11日。アメリカのある放送局が定めた記念すべき日なのです。と言うのは、本国イギリスは勿論のこと、フランスまで海外演奏旅行して人気フットウのビートルズが、アメリカのファンの前に初めて現れたのが、1964年2月11日だったのです。
ビートルズ・デー
 2月11日はワシントンで、翌12日には "音楽の殿堂" カーネギー・ホールで、ビートルズは公演を開いたのですが、ものすごい評判。切符など発売3時間後に売り切れました。公演がまたスゴイ。警官隊が出動するし、気絶する少女が出る。 ビートルズを批評しょうと会場に入った記者連中の耳に聞こえるのは、僅かにドラムの響きだけ。あとはもう大嵐の中に立ちん棒のような有様でした。

 ビートルズが出演したTV "エド・サリヴァン・ショウ" は視聴率倍増して、何とニューヨークで72%を記録しましたし、ラジオ局の中には1時間ぶつとおしに 「抱きしめたい」 (I Want To Hold Your Hand) を流し続けるところもあったのです。

 レコードは飛ぶように売れるし、ビートルズのオカッパのかつらやビートルズ・シャツまで、作るのが間に合わないほどの売れ行き。 こんな具合にアメリカ中を掻きまわして、ビートルズは、またイギリスに帰ってしまいました。
 
 1964年2月29日現在、全米ヒット・パレードの上位50曲のうちにビートルズの曲が5曲、これはレコード界始まって以来の大事件です。このEPに収められている、「シー・ラヴズ・ユー」 は第2位。ところが第1位は、同じくビートルズの「抱きしめたい」(OR-1041)、下を見下ろすと6位にまたビートルズの 「プリーズ・プリーズ・ミー」 (OR-1024) が攻め上がって来ているという有様です。
 
 ビートルズのメンバーは4人。リード・ギターがジョージ・ハリスン、リズム・ギターがジョン・レノン、バス・ギターがポール・マッカートニー、ドラムスがリンゴ・スター。 1962年にイギリスで第1弾 "Love Me Do" を発表。アメリカに知られ出したのはようやく63年の暮れ。そして2ヶ月もたたないうちにこの人気、オドロキ以外の何ものでもありません。
(解説 D.J.高崎一郎)

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